占いってどういうもの?

占いとは古くから未来、運勢、人間関係や天気など論理的には予測しにくい事象を予想、鑑定する手段である。
水晶、カード、星の動き(占星術)など様々なものを判断材料として使用する場合が多い。
このような占いを行う人のことを占い師という。

また、近年では統計学、心理学を用いて「占い」を行うものも多い。
この「占い」はカード等の媒体を材料としているポーズを見せるが、対象の一次情報、二次情報を観察して鑑定している場合が多くカウンセリング的な意味合いが強い。

…占いをしてもらう人は鑑定結果が全てと思わないように。

人生のヒント、自分の行動の判断材料の一つとして捉えましょう。

当たるも八卦当たらぬも八卦。未来を切り開くのは自分自身ですよ☆

占いの種類

占いを行うために占い師が使用する方法は大変多く、様々な媒体を使います。

なのでここでは当サイト独自の分け方で代表的なものを紹介します。

個人情報を用いないもの(カード、水晶など)

生年月日や血液型など個人情報を使用しない占い方法です。

タロット占い

22枚の大アルカナと呼ばれるカードと56枚の小アルカナと呼ばれるカード、計78枚のカードを使って占います。
基本的なタロット占いの考え方として、「偶然」出てきたカードには質問者に対して何らかの意味があるというものです。
大アルカナは愚者や皇帝などの主題と意味を持ち小アルカナはトランプのように4種類のマークと14までの数字が割り振られています。

タロットを読む人はタロティストと呼ばれ、様々な方法でタロットを配置して質問の答えを導き出していきます。

水晶占い

水晶を凝視し中にビジョンを見いだすことで質問への答えを導き出すものです。
水を満たした透明なグラスやボウルでも代用可能で、占い師によってインスピレーションが出やすい媒介が違います。
占う前にチャージングと呼ばれる水晶とリンクする作業を行います。
良くテレビなどで見る水晶をさするような動作はこれにあたります。

水晶占いを行う人はクリスタロマンサーと呼ばれます。
広く皆さんに知られている方法ですが、クリスタロマンサーは日本にはとても少なく希少な存在となっています。

占星術、オーラ、夢占いなど

その他にも星の流れから占う西洋式占星術(ホロスコープ)や、その人のオーラから判断するスピリチュアル占い、見た夢から鑑定する夢占いなどもあります。

個人情報を用いるもの

次に個人情報から答えを導き出すものを紹介します。

四柱推命

四柱推命は生年月日からその人の星を決める占いです。
古来中国からあるもので、東洋占術の中では最も信憑性が高いとされています。
「星」は「生」まれた「日」と書き、生日によって人の宿命が決められるという考え方です。

年柱」「月柱」「日柱」「時柱」に見立てた四つの柱を用いて、さまざまなことを占う運命学で「占いの帝王」とも呼ばれています。
日本では出生時間がわからない人が多いため、時柱を除外し、三柱推命という方法が多く見られます。

良く聞く「天中殺」という言葉は四柱推命で使われているもので、「日柱」の十二支から割り出される12年に一度必ず訪れる不運の2年間のことです。

六星占術

六星占術とは生年月日からその人の6つの運命星に分類し占うもので、細木数子が提唱したとされている。
四柱推命の十二運のような占命盤や五行を元にした考え方を複合し、鑑定していく。
各星には土星人⇔天王星人のような相性もあり、恋愛運や人間関係を占いたい人に人気の占いでもある。

算命学、動物占い、血液型占いなど

ほかにも中国の陰陽五行を土台として日本で運命学として作られた算命学や四柱推命を元にした動物占いなどもあります。
血液型占いはABO式血液型を用いて、日本と一部のアジア地域でのみで流行していますが、バーナム効果を利用している迷信と唱える占い師も多いです。

占いで聞くこと、相談内容は?

占い師に相談するべき事、上手な質問方法や注意点を説明します。

占いする際の注意点

まず、占いを時に一番気をつけなければならないことは、占い依存症占いジプシー)にならないことです。
占いジプシーになってしまうと、自分で物事を決められなくなります。
さらには人生が占い師頼みになってしまいます。
占いは「結論」を代わりに出してもらうものではありません。
あなたが出す結論の手助けをするものです。
「結論」にこだわってしまう人は無意識に自分の「結論」を決めてしまっています。
質問も答えを限定してることが多く、「占い師が言ってくれたからこうしよう」と自分の人生を他人任せにしてしまいがちです。
こうなるとほとんど占いジプシーの状態なので、そうならないように気をつけましょう。

占い師への上手な質問方法とは?

現代人は過程を省略して「答え」を知りたがる傾向にあります。
ですが、占いは「答え」ではありません。自分自身で考えるための気づきを与えるものだと私は考えます。

よって占いで聞くべき事は具体的な方法や何をしたらいいかではなく、どのように考えたらいいか、ある悩みにどう向き合えばいいか、などを質問する様にしましょう。

あなたは思考のパニック状態を整理するために、誰かに「自分はどういう状況にいるのか教えてほしい」、「何をどうすればいいかなんとか助けてほしい」と感じているはずです。

占い師さんに相談する時はこうした自分の状況を理解しているとスムーズに占ってもらえますよ☆

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